その下駄箱はあまりにも臭かった。なので私はファブリーズをかけた。するとその下駄箱は「ちょっ!女!やめろ!俺!俺だっつぅの!」と叫びだした。どうやら男を下駄箱と勘違いしていたらしい。ファブリーズが減ってしまった。まぎらわしい。 以上の文章を全部長門有希にでも読んでもらってる感じで聞いてみたら割と悪くないのではなかろうか。


ある所に赤い頭巾をかぶりファッションリーダー気取りでいるがどう考えてもそのファッションはないだろ、と思われる女の子がいました。


(赤い頭巾をかぶっているからあかずきん。黒い頭巾だったら危うく黒ずきんになるところだわ。


いや、その場合は聖職者とか言われるかしら、それも悪くないわね。)


そんなことを考えていた赤頭巾、通称ズキンちゃんことバイキンっぽい彼女、あかずきんは母親に


「これをグランマに渡してほしいのよ」


といわれました。


(これはいったい何なのかしら?中から緑色のジェル状のものが垂れてくるのだけれど…)


と、ズキンは思いましたがそこは言われたことはしっかりやるが自分で考えて行動はしないという若者の象徴のような赤ずきん


心になにかモヤモヤしたものを抱えてましたが樹海の中にあるグランマの家へセグウェイに乗って出かけました。


狼「やぁやぁそこの赤ずきんちゃん、そんなに急いでいったいどこn(中略)


赤ずきん「なんやかんやあってここまで来たわ、まさか途中あんないろいろなことに巻き込まれるとは思わなかったけれど。護身用に持っていたグリンガムの鞭があそこまで役に立つとは…ぱふぱふと双竜打ちも覚えておいてよかったぁ…案外胸はなくてもぱふぱふできるんだぁ…」


からんころん


ウィーンガシャ


婆「やぁあかずきんちゃんよく来たね、さぁさぁこっちまでおいで」


赤「あら、自動ドアとはまた文明の利器ね。それはともかくオートロックを解除してもらえないと中に入れないわ。」


婆「あらごめんねぇ」


略します。えぇ略しますとも。


赤「ところでおばあ様、少しお尋ねしてもよろしくって?」


ば「なんだい」


赤「おばあ様の耳はどうしてそんなに大きいのかしら?目がなんでそんなに大きいのかしら?なんで口がそんなに大きいのかしら?なんd」


ば「さっきから「なんでなんで」って!人に聞く前に少しぐらい自分で考えることを身につけろ!うるせぇ!」


おばあ様に怒られたその日以来、


あかずきんちゃんからは今までのような気持のよいはつらつさはなくなり、消極的になり、いつもおどおど人の目、人の顔色を気にして生きるようになり、人の頼みすら断れなくなりました。


そしてあかずきんちゃんは意地悪な姉に虐げられるようになるが、魔法を使い王子さまと1夜のアバンチュールを過ごし、ガラスの靴を落とすようになります。しかしそれはまだ後のお話です。


次回予告


乙姫さまが秘密裏に開発していたT-ウイルスが地上に流れ出す!同時刻苛められていたカメを助けたあかずきん(その時は白い頭巾を装着していた)は竜宮城へ招待される。


人類の未来は赤ずきんっていうか白ずきんに託された!


さぁ、闘え赤ずきん!その白い頭巾がゾンビの血で赤く染まり文字通り赤ずきんになるその日まで!


ゾンビ「いや、同胞の血で赤く染まった白い…いや、赤いずきんを着けて我が同胞たちの屍を踏みつけていくその様はまさに悪魔でした…はい。管理局の白い悪魔と呼ぶにふさわしい様相だったと思います…もっとも私が見た時はすでに赤かったのですがね。」


生きろゾンビ!負けるなゾンビ!果たしてゾンビは管理局の白い悪魔…じゃない赤い悪魔に勝てるのか!?


三酸化硫黄物語 第12話「赤き悪魔降臨せし」


ゾ「あれは?ド…ドラゴンだと?だれか乗っている…あ…あれは…あ…あ…赤ずきん赤ずきんだ!みっ…みんな!逃げるんだ!なんだと!流星まで降ってきたぞ!なんか赤ずきんが魔法を使ってるんだけど!士気7使いそうな魔法使ってるんだけど!」


赤「天よ!わが身を焦がす怒りを表せ!さぁ…ドラゴン!存分に暴れなさい!アハハハハハハハ!」


ゾ「隊長、ゾンビAが!」


隊長ゾンビ「A…!しっかりしろ!A!」


ゾA「自分はもう…駄目なようです…妻にこの手紙を…愛していたと伝えっ…!……………」


隊長ゾンビ「A!A−−−−−−−−−−−−−−!!!」


赤「アーハッハッハッハ!焼き尽くすのよドラゴン!アハハハハハ!」


しかし明日、明後日体育とかもう嫌


うーん、おもしろい文章ってやっぱり書けないよなぁ…